色々な人と接することが多い配達員。
軽貨物宅配は荷物をお客さんの元へ運んでお渡しして。
というとても短いやり取り、接客です。
そんなお客さんに対して配達員が贔屓目にしたりということがあるのか。
私の場合、あります。
他のドライバーでもそういうことはあると言うので、けっこうみんなお客さんの良し悪しは持っているみたいですね。
贔屓にするお客さんの場合の対応
配達員が「このお客さんは良い人」と判断すると通常より贔屓目にしたりします。
実際、私の場合は下記のような対応をしたりします。
- 時間指定なしの場合、出来るだけ在宅か様子を見てから配達(各時間帯で毎回近くを通るようにする)
- 出来るだけ再配達依頼の手間を取らせないようにする
- 再配達になったとしても可能な限り融通する
- 時間帯指定で不在になった場合、すぐに不在判定しない
とにかく受取に際して手間をかけさせないよう配慮します。
ちなみに配達員がパッと見で在宅判定をする際に見る物について。
- 駐車場に車があるか、または車の台数や自転車が増えた場合
- エアコン室外機の作動
- 夜の場合、電気が付いているか
- なんとなく感じる人の気配
贔屓することのないお客さんの場合
無愛想とか感じ悪い程度なら別にどうってことはありません。
しかし、明らかに嫌な客というのは存在します。
そのような場合どうなるか。
- 時間指定なしで不在の場合、さっさと不在票を入れる(再配依頼来るまで放置)
- 時間帯指定で不在ならさっさと不在判定
- 再配達は次の時間帯に
ガソリン代だって自前でタダじゃありませんので、イヤな客に無駄なガソリンは使いません。
贔屓するお客さんの特徴
- 在宅率高めのお客さん
- 愛想の良いお客さん
- 「お疲れ様」「ご苦労さま」と一言くれるお客さん
- 微笑ましいお客さん(小さい子供、おじいさんやおばあさん、仲良さそうな夫婦や同棲カップルなど)
- 気遣ってくれて差し入れをくれるお客さん
- 不在を出さない配慮が伝わってくるお客さん
- 不在でも再配達依頼をきちんとしてくれるお客さん(不在常連は別)
どれか一つでも該当すれば十分すぎます。
普通にしていてくれればそれで十分なんです。
贔屓することのないお客さんの特徴
- 時間帯指定で不在常習犯
- 毎回出てくるまで時間がかかる人(高齢者以外)
- ドアを少ししか開けない人(荷物入らないレベルの開け方)
- 再配達の際に「居たのに云々」と言ってきたことがある客
- 時間帯指定の中の更に時間指定をしてくる人
- 宅配ボックス指定に時間帯指定を入れてくる人
- 再配依頼の受付時間を過ぎても直通電話に鬼電してくる人
- 不在を出した時、再配依頼をせずにいつまでも放置する常習犯
- 自分を神か何かと勘違いしてる気のある人(お客様は神様思考)
いずれも配達員にとっては不快だと思います。
こういうお客さんは荷物の受け渡しは普通にしますが、渡すだけです。
時間帯指定以上の時間指定に関しては公式でも「出来ない」と謳っているので無視します。
あとがき
配達員はお客さんから見れば「ただ荷物を運んでくるだけの人」だと思いますが、配達員に嫌われても良いことは何もないと思います。
逆に配達員に好印象であれば「融通を効かせてあげよう」となったりするのでお客さんにとってもメリットはあるのではないでしょうか。