ごろごろ

ゆるい雑記。

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宅配員から見る「良いお客さん(神)」「イラっとするお客さん」

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軽貨物を始めて1か月。

 

仕事にもだいぶ慣れてきて、多い時で170ほどの配完をあげられるようになりました。

 

今回の記事は仕事をやっている中で様々なお客さんについて見えてきたことがあるので、それを書いてみようと思います。

 

ほとんどは良いお客さんなのですが、一部のタチ悪いお客さんなどはドライバーの中でも話題に上がり情報共有されたりもします。

 

できるだけお互い気持ちよく短い時間の受け渡しを終わらせたいものですよね。

 

ドライバー視点でお客さんの仕草をどのように感じているか。

 

そんなチラ裏記事になります。

 

 

 

 

イラっとするお客さん

不在票が入って文句を言う人

「不在票入っていたんだけど、居たのに~」

 

再配達依頼の電話で開口一番この言い訳が一番ムカつきます。

 

2回ほどインターホンを押してもノックをしても、声で呼びかけても出てこないので不在と判断するわけですが、これで出てこないって…

 

ドライバーはそんな人のためだけの時間じゃないので、ある程度時間が経過したらこちらも次のお客さんがあるので見切りつけますよ。

 

何を言い訳しようが出てこない人が原因なんですから。

 

クソしてようが風呂入ってようがヤってる最中だろうがこっちは知らん。

 

何せ出てこないんだから。

 

時間指定なしで居ないなら居ないでいいんです。

 

だっていつ届くかも分からないことも多いでしょうし、知らずに送られてくる物もあるでしょうから。

 

だからいちいち「居たのに~」はマジでやめて。

 

そっちのほうがムカつく。

 

不在が配達員から忌み嫌われる理由

基本的に時間指定なしの不在はしかたのないことだと思います。

 

そうではない、自分で時間指定しておいての不在や在宅しているのにいつまでも出てこずに不在を切られることについてです。

 

これ、ハッキリ言ってドライバー達に白い目で見られていますよ。

 

時間指定をしておいて不在の場合、不在票を書くというのは余計な業務のひとつで通常の受取が出来ていれば必要なかったであろう業務になります。

 

不在票を書くのに1分は見ていいと思います。

 

さらに不在票を入れることによって、再配達依頼の電話なんかもかかってくるのでそこで1分。

 

計2分は無駄な時間として取られます。

 

普段の仕事で時間にも追われずやってる人は1~2分くらいいいじゃないと言うかもしれません。

 

配達は1時間で20個は配るので2~3分で1軒を回る計算です。

 

そして荷物一つあたり170円の単価でやっているので、不在票を書くことで売上にも大きく影響していきます。

 

また、個人事業主はガソリン代も自費です。

時間指定しておいて居ない奴のためにこちらがガソリン代を垂れ流すわけです。

 

再配達をすることによって無駄な移動、無駄な時間、無駄なガソリン代がかかってしまうので良いことが何一つありませんので配達員から忌み嫌われる要因です。

 

また、再配達の連絡すらよこさない人の場合、いつまでも荷物が残りこちらは毎日伺わなくてはいけません。

 

小物は良いとしても大きい荷物の人にそんなことをされた日には不在だったということによっていつまでも狭い軽バンの荷室のスペースを占領されてしまい他の荷物の積み込みにも影響することでも鬱陶しい客認定になります。

 

インターホン押してから反応、出てくるまでまで時間かかる人

単純に何やってんの?と思います。

 

1分くらいならまだ分かるけど、2分3分出てこない人何やってんの?

上記の話しにも通ずるものがありますが、散々人を待たせる人が居ます。

 

別にどんな格好で出てきても構わないのでさっさと出てください。

別に興味ないので。

 

こちらとしてはその人のためだけの時間ではないのでとても迷惑です。

 

慌てて服着てきたのか、ズボンのチャック全開で出てきた人もいました。

こちらとしては急いでくれたんだなと分かるのでありがたいです。

 

自分の住所もまともに分かってない人

自分の住所もまともに書けないって…

 

そういう人もそこそこ居ます。

 

仕事上がりの時刻が左右される、19時以降の配達に多く見られる傾向がありますね。

 

早く片付けたい19時からの配達でほぼ毎日一つは問題ありの物が出てくる。

 

いちいちこんなのにまで付き合ってられないので、伝票に書いてある電話番号に電話して電話に出てくれなければ、住所不明で調査行きにします。

 

いい歳して自分の住所もまともに書けないとか大丈夫なのでしょうか?

 

集合住宅の最上階に限って不在

 

不在率高め。

しかもクソでか荷物やクソ重飲料率高め。

 

どうせ居ないのに最上階まで階段を上るのも体力のムダ、時間のムダなので在宅確率の上がる18時以降にしか回らないようにしています。

 

稀に何回も登ってくるの大変だろうから不在なら置き配していいよと言ってくれる神客もいます。

 

宅配ボックスがないのに宅配ボックス指定をしてくる人

どういうことなんだろう?

宅配ボックス指定をしてくるのに宅配ボックスがない。

 

しつこく宅配ボックス指定を入れてくる人に限って宅配ボックスがない。

 

こちらも宅配ボックスを探して家の周りをグルっと見回します。

 

ないんですよ。

どこをどう見てもないんですよ。宅配ボックスが。

 

何を基準に宅配ボックス指定してくるのでしょうか。

 

先輩に「そういうのは玄関に置いとけ」と言われているのでそうしています。

 

 

 

神客

置き配させてくれるお客さん

 

マジで助かります。

 

何が助かるって、受け渡し、処理も早く済むし確実に配完あげられる。

 

最高の時短なんです。

 

宅配ボックスもとてもありがたいのですが置き配ほどのお手軽さでもありません。置いて写真撮るだけの置き配は本当にありがたいです。

 

ただ、風の強い日や雨などの悪天候の時はこちらも気が気じゃないので、こちら側で袋を用意しておりますので袋に入れて飛んだり濡れたりしないような配慮は当然します。

 

ベランダに放り込んでおいてという面白いお客さんも居ました(1階)。

 

差し入れをくれるお客さん

マジで感謝しかありません。

 

飲み物を差し入れしてくれる方が多いですが、実際飲み物を買う時間すら削って回っている時もあるためとてもありがたいです。

 

忙しいときは食事時間もまともに取れないので、お菓子などを差し入れしてくれるお客さんもとてもありがたいです。

 

たまに賞味期限切れているものがありますが、私はあまり気にせず頂いています。

 

在宅パターンを申告してくるお客さん

 

ある程度お客さんのお宅を回っていると、こちらもお客さんの顔、名前も憶えてきたりします。

 

そういう時にありがたいお声がけをいただくことがあります。

 

「いつも〇時以降なら大体いるからね」

このような情報を教えてくれるお客さん、とてもありがたいです。

 

これでお客さんとの間で暗黙の時間指定ができあがります。

 

こちらも無駄に回って不在票を書いてる手間、再配達依頼の電話対応をしている時間の無駄が省けて、狙った時間に行けば良いので非常にやりやすくなります。

 

「不在の時は〇〇に置いてくれていいよ」

というお客さんもいます。

 

置き配認定ですね。

 

最初の慣れない頃はなかなか言ってくれないのですが、ある程度お客さん側に覚えてもらえてくると言ってもらえることが多くなる気がします。

 

労ってくれるお客さん

「お疲れさん」「ご苦労さん」「ありがとう」

 

この一言だけで本当に救われます。

 

最近も荒天の日がありましたが、荒天の中、心が折れそうになっている中でこの一言が本当に救われるのです。

 

私も受け取り手側だった時に一言言うタイプの人間でしたが、ここまで救われるものだと意識もしておらず、何気なく出る一言でした。

 

何気ない一言。

すごいパワーをもらえますよ。

 

 

 

あとがき

やっぱり接客は面白いです。

 

不愉快なお客さんも一定数居ますが、接客をする上でそんなことをいちいち気にしていてもしょうがないことは宅配ピザ屋時代に学んでいるので気持ち的にはだいぶラクに仕事できています。

 

基本的に多くの人は良いお客さんなので、そこらへんは恵まれているのかなとも思います。