最近X(旧Twitter)でやたら「境界知能」という文字を見るようになりました。
今日なんかトレンド入りですよ。
人に対して使う言葉としてはあまりよくないと思うんだけどな…
2024 選ばれない流行語になりそうな予感すらします。
こういう言葉は流行りになってほしくもないのですけどね。
そんな境界知能という言葉をここまでおもちゃのように使われると侮蔑する言葉、蔑称にしか見えなくなる。
いや、例として分かりやすいといえば分かりやすいんだけど…
「多様性多様性」とアホのように連呼されるこの時代にこれっていいのかな?
言葉の暴力にもなり得る。そう感じます。
一般人が「境界知能」という言葉を初めて知り、喜び勇んで使っている。
今はこういう段階だと思います。
5ちゃんねるで使われているくらいであれば、その界隈でおもしろ半分で使われる程度ですが、Xで著名人が使い始めると拡散力が違います。
そのうち小中学生のガキどもにもこの言葉は知れ渡り、ちょっと頭の悪い子や何かしら問題のある子を対象に「いじめ」に発展する言葉としても使われるようになることでしょう。
子供は人を傷つける言葉を理解せずに悪びれもなくおもしろおかしく使います。
大人はそういうことも考えないといけないと思うんだけど。
ですので著名人が喜び勇んでこの言葉を使うのは違うのではないではないかと。
山本太郎を支持するツイートが意外に多い。彼らは批判を意に介さない。れいわの支持者はIQ85以下の境界知能なので、彼らに受ける派手なパフォーマンスをする。境界知能は14%いるので、政権は取れないが議席は取れる。賢いマーケティングだ。 https://t.co/WV8We1UCDW pic.twitter.com/yywCL7RY1N
— 池田信夫 (@ikedanob) 2024年1月6日
※私はれいわ支持者ではありません
最近では堀江貴文なんかも自分の主義主張と合わない人やクソリプに対して境界知能と位置づける傾向も見られますね。
境界知能は人を罵倒するためにある言葉ではないです。
信者が集まりやすい著名人こそ使う言葉には気をつけなければいけないのではないのでしょうか。