現代のマンガもおもしろいですが、昔のマンガも負けず劣らずで面白い作品は数多くあります。
昔の漫画は現代では問題になりそうな発言、描写が問題にならない時代でしたので今の漫画と比較ができない面白さがあります。
この記事ではストーリーがおもしろいというより、単純に腹を抱えて死ぬほど笑えるギャグ満載のマンガを紹介します。
各マンガ紹介では私の推しキャラクターの名シーンをチョイスしました。
わたるがぴゅん
出典 : わたるがぴゅん コミックス20巻より
出典 : わたるがぴゅん コミックス19巻より
連載期間:1984年8月号 - 2004年10月号
巻数:全58巻
特に野球に興味があるわけではないものの、野球部に入部することになる主人公「わたる」と自称ライバル「ガッパイ」、そして各チームに存在する特異なキャラクターたちが自由奔放な行動で読者を爆笑の渦に。
※沖縄の方言がよく出てきます。
ストーリー ★★★★☆
画力 ★★★★★
キャラクター ★★★★★★★★★★
読みやすさ ★★★★☆
オリジナリティー ★★★★☆
爆笑したシーン
- 鼻の中にカマキリ(イサトゥー)が入ってしまいカマで視神経を引っ張られ眼球が勝手に動き始める
- 根性だめしで牛の糞を顔面からかぶる
各チームに数人はいる特殊な登場人物がとても濃いので、どれだけ腹がよじれそうになるほど笑ったか思い出せないほどです。
おおよそ、野球以外のシーンに見どころが多いマンガで爆笑してしまうことが多いです。
わたる:主人公。特殊キャラのいじり役として優秀。
ガッパイ(宮城):後頭部が飛び出している。馬鹿力。
タッチュー(上原):頭頂部が飛び出している。馬鹿力。
佐田:イラつくと耳がロバの耳になる
玉置:怒るともみあげが立つ
保志:たにぐまあ
鎌田:怒ると赤目に。怒りが頂点になると小便を漏らす
鬼頭:東和台の監督。いつも大事な場面で放屁をし勝利の邪魔をする。
昭和の時代からスタートしたマンガですが、平成を飛び越え令和になっても爆笑必至!
現在単行本を買おうとしても特定の数巻の価格が高騰してしまったため読むなら電子書籍をおすすめします。
ネットカフェでも置いている店舗が減っています。
今日から俺は!!
出典 : 今日から俺は!! コミックス31巻より
出典 : 今日から俺は!! コミックス34巻より
連載期間:1988年9月号 - 1990年8月号 1990年40号 - 1997年47号
巻数:全38巻
主人公の三橋貴志と伊藤真司。
主人公の三橋は卑怯で勝つための手段を選ばない。対する伊藤は三橋とは真逆で義に熱く頑固。
二人は普通の高校生でしたが、転校を機に不良になることを決意します。三橋は金髪にパーマをかけ、伊藤はトンガリ頭にして「今日からツッパリ」になります。
ストーリー ★★★☆☆
画力 ★★★☆☆
キャラクター ★★★★★
読みやすさ ★★★★☆
オリジナリティー ★★★★☆
爆笑するシーン
- 若かりし頃の今井の頭
- ハゲ番長今井
- 今井「バッカでーす」
ヤンキー漫画の常識を変えた「今日から俺は!!」
それなりに喧嘩のシーンなどもありますが、当時としては珍しい喫煙や飲酒などを行わないヤンキーたちです(谷川がグレて喫煙を試みるも顔が土色になり今井に心配される)。
私の推しキャラ
- 愛すべきバカ今井勝俊
- セリフがクソ恥ずかしい高崎秀一
古い漫画だけど面白さは時代を超えます。
読み始めれば止められない。そんな漫画です。
カメレオン
出典 : カメレオン コミックス21巻より
連載期間:1990年17号 - 2000年10号
巻数:全47巻
高校進学を機にヤンキーデビューをするもののケンカが弱い、ハッタリだけで成り上がる矢沢栄作。
昨日の敵は今日の友と言わんばかりに対立した人物の信頼を獲得し、不良のカリスマへと上り詰めていきます。
ストーリー ★★★★★
画力 ★★★★★
キャラクター ★★★★★
読みやすさ ★★★★☆
オリジナリティー ★★★★☆
セリフ回し ★★★★★★★★★★
爆笑するシーン
- 椎名くんがチカにセーターをもらうが首周りがきつくて見た目が…
- 電車でニーヤくんがボ◯キしたチ◯ポをドアに挟まれてイッてしまう
- ヒカルと口論になり矢沢が手を挙げるも身長が低いためチチにビンタする
- 茶坊主のシーン全般
ヤンキー漫画入門におすすめです。
喧嘩のシーンはそこそこ長めに取られていますが、喧嘩のシーンより学校生活などの日常を描いたシーンのほうが面白かったりします。
カメレオンというと、シモネタ満載なことやその独特のセリフ回しの名言が話題になります。
- 明日の朝刊載ったぞテメー!
- 温めてください あなたで(部位的に)
- 狼は生きろ!豚は死ね!!
私の推しキャラ
- 椎名くん
- 坂本(茶坊主)
ネットカフェでこのマンガを読んではいけません。
笑いを堪えることが不可能なため。
グリーンヒル
出典 : グリーンヒル コミックス2巻より
出典 : グリーンヒル コミックス1巻より
連載期間:1999年29号 - 2000年21・22合併号
巻数:全3巻
大学生の関口が「グリーンヒル」というロゴが入ったジャケットを着た美女に一目惚れし、彼女を追ってバイクチーム・「グリーンヒル」に入るところから始まります。
グリーンヒルを舞台に、面倒くさがりの大学生・関口やチームのリーダー・岡みどりを中心に起こる様々な出来事を描いたギャグ漫画です。
ストーリー ★★★☆☆
画力 ★★★★☆
キャラクター ★★★★★★★★★★
読みやすさ ★★★★★
オリジナリティー ★★★★★
爆笑するシーン
- リーダーチカンの娘ゲットマニュアル 作戦名「紅」
- 伊藤の「床屋体操」
- チームが解散の危機の時にメンバーが「別に~」ってツラ
- ビリヤード中、リーダーの衣装のケツが破ける。ついでに放屁。
稲中の原作者の古谷実の作品。
ストーリー展開がサクサクしてとても読みやすい作品に仕上がっています。
相変わらず濃い、きつめのキャラクターばかりですが稲中の時のゴチャゴチャ感がなくなって個人的にはグリーンヒルのほうが楽しめました。
バイクチームのマンガですが、バイクもチームもあまり関係なく彼らのハチャメチャな日常が見どころです。
※バイクを知らなくてもじゅうぶん楽しめます!
私の推しキャラ
- リーダー
- 伊藤
このマンガも吹き出してしまうのでネットカフェで読むのは少々きついです。
3冊ばかりなので買って読むことをおすすめします。
あとがき
私自身が学生時代に腹がよじれて呼吸が苦しくなるほど爆笑したマンガを4点紹介してみました。
この記事を見て「読んでみたい」とか「懐かしい」と思ってくれたら幸いです。
また、他にも爆笑するような昔のマンガはまだあるかと思いますが私が思い出せていないだけかもしれません。「こんなマンガも爆笑できたよ」というのがある方は是非教えてくださいね!
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