宅配便の案内を見ると、多くの場合こう書かれています。
「配達時間:朝8時〜」
この表記を見て
- 朝8時ならもう配達しているよね?
- 8時ならドライバーに電話つながるよね?
と思う人も多いでしょう。
ですが実はこれ
現場の実態とは少しズレていることがあります。
現役で宅配の仕事をしている立場から言うと
8時の時点でドライバーがまだ出勤していないんですね。
今回は、一般のお客さんがあまり知らない
「宅配の朝の裏事情」を少し解説してみます。
実際の宅配ドライバーの朝の流れ
多くの人はこう思っています。
- 朝8時 → 配達開始
しかし実際の流れは営業所によってこんな感じです。
例(よくあるパターン)
- 8:30 出勤
- 9:00前後 ルート確認や荷物の積み込み
- 9:00〜9:30 出庫(配達開始)
つまりどういうことかというと
8時の時点ではまだ営業所にすらいないことがある。
これが宅配の現場のリアルです。
8時ジャストに電話が来ることもある
表向きの配達開始時間が「8時」になっているため、
- 不在票を見て電話する
- 再配達の相談をする
- ドライバー直通に電話する
というケースがあります。
ですがこの時間は…
ドライバー側はまだ出勤していないのです。
早く行きすぎても運送会社から怒られるんですね。
なので
- 電話がつながらない
- 折り返しが来ない
ということも普通にあります。
決して無視しているわけではなく、
単純にまだ現場にいないだけということもあるんです。
なぜ「8時スタート」のままなのか?
これは現場のドライバー側から見ても、正直ちょっと疑問です。
- お客さんは8時からだと思っている
- 実際の稼働は9時前後
このズレがあるせいで、
- お客さんが勘違いする
- 電話がつながらない
- 不満につながる
というケースも少なくありません。
正直なところ
もう少し実態に合わせた表記にしてもいいのでは?
と感じることはあります。
もし急ぎの再配達を頼むなら
宅配の現場を知っている立場から言うと
再配達の連絡は9時〜10時くらいが一番つながりやすいです。
理由はシンプルで
- ドライバーが出勤している
- 配達エリアに出ている
- 電話に出られるタイミングがある
からです。
しかし、つながりやすいと同時に配達員としては一番バタバタ回っている時間帯なので本音を言うと避けてほしい時間でもあります。
8時ぴったりはむしろ
一番つながりにくい時間帯だったりします。
まとめ
宅配の配達時間は「朝8時〜」と書かれていますが、
実際の現場では
- 8時はまだ出勤していない営業所もある
- 配達開始は9時前後のことも多い
- 電話がつながらないのはそのため
というケースがあります。
こうした事情を知っておくと
「なんで電話出ないんだろう?」
というモヤモヤも少し減るかもしれません。
宅配の世界は
表に出ている情報と現場のリアルが少し違うこともある。
委託ドライバーとはいえ、仕事をくれているのは大手運送会社。
近年働き方にはうるさいため、労働基準法にぎっちりはめこもうとしているのです。
そんな裏話のひとつでした。