ごろごろ

ゆるい雑記。

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宅配ドライバーから見る「お客さんの迷惑行動」

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通販利用で多くの人が利用する宅配業者。

 

日々利用する中で宅配業者に迷惑をかけていないかを気にする人が多くいることを、お客さんと話をしていて感じることも多くあります。

 

お客さんと会話する中で以下のようなことを気にされていることが分かります。

  • 宅配業者に迷惑をかけていないか心配
  • 配達員さんが困る行動ってどんなもの?
  • 迷惑行動を防ぐためにできることはあるの?

この記事は、現役配達員が思う具体例や改善方法をわかりやすく紹介していきます。

 

この記事を読むことで、迷惑行動の背景を理解し宅配業者と良い関係を築くための方法がわかります!

 

良い関係を築くと配達員のさじ加減で、そのお客さんに対してある程度融通を利かせてもらえたりすることが出来たりするメリットもあります。

 

記事の前半では「宅配で迷惑な客の行動と配達員が困る理由」について解説し、


後半では「迷惑行動を避ける具体的な方法と理想的な顧客行動」を詳しくお伝えします。

 

 

宅配で迷惑な客の行動3選


宅配業者が困る行動は、日々の業務に大きな支障を与える場合があります。

 

どんな行動が迷惑とされるのかを知り、改善するきっかけにしてみましょう。

 

以下の3つが、特に宅配業者が困る迷惑行動です。

 

  • 時間指定で不在
  • 宛先や名前が不明確である
  • 商品を受け取り拒否する

 

これらの行動がどのように問題になるのか、次に詳しく解説していきます。

 

時間指定で不在


時間指定をしたにも関わらず、不在になることは宅配業者にとって大きな負担です。

 

再配達の手間が増えるだけでなく、他のお客さんの配達にも影響していきます。

 

以下のような不在が特に問題となります。

 

  • 不在を何度も繰り返し再配達を何度も要求される
  • 不在票を無視され続ける
  • 指定時間が何度も変更される

 

以上のような行動が業務の負担を増やします。

指定した時間には確実に受け取る努力をして頂きたいです。

 

宛先や名前が不明確である


住所や名前が不明確だと、配達員は正しい場所に届けられなくなります。

 

荷物が宛先不明の場合、調査や返送など業者のコストも増大します。

 

具体的には、以下のような事例があります。

 

  • 部屋番号が記載されていない
  • 地名地番が不明瞭
  • 名前が表札と一致しない
  • 番地や建物名が間違っている

 

正確な情報を記入するだけで、配達の手間が大きく減ります。

基本的な確認を怠らないことが大切です。

 

商品の受け取り拒否する


商品の受け取り拒否は、業者にとって大きな問題を引き起こします。

 

理由のない受け取り拒否は、配達業務に余計な負担をかけるだけです。

 

具体的なケースは以下の通りです。

 

  • 支払いができないとして受け取りを拒否
  • 注文した覚えがない
  • 意図的に配達を拒む行動を繰り返す

 

トラブルを未然に防ぐためにも事前確認を徹底してください。

 

配達員が困る迷惑行動の理由4つ


配達員が迷惑行動に直面すると、業務全体に悪影響が出ます。

 

その背景には効率や心理的な負担が関係しています。

 

以下が主な理由です。

 

  • 再配達で業務が増えるから
  • 他のお客さんに悪い影響が出るから
  • 配達効率が下がるから
  • 心理的ストレスが増えるから

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

再配達で業務が増えるから


再配達は宅配業者の負担を大きく増やします。

 

一つの荷物に何度も時間を割くことになるからです。

 

以下のような状況が業務増加に繋がります。

 

  • 不在が続いて再配達を繰り返す
  • 配達先を間違えたときの手戻り
  • 不在票を見ての依頼が急増する

 

再配達の減少が、全体的な負担軽減に繋がります。

 

他のお客さんに悪い影響が出るから


一部の迷惑行動が、他のお客さんへのサービス品質を下げることがあります。

 

配達員が時間を取られるため、他の配送に悪い影響を起こします。

 

具体的には以下のような影響が考えられます。

 

  • 他の荷物の配達が遅れる
  • 指定時間内に全て回れなくなる
  • クレーム対応に時間を取られる

 

意識をせずとも頭の片隅に入れておいてくれると助かります。

 

配達効率が下がるから


配達業務の効率が下がると、全体の仕事に悪影響が出ます。

 

特に無駄な時間が増えることが、効率低下の主な要因です。

 

具体的には以下のような影響があります。

 

  • 長時間待たされる状況が続く
  • 荷物の保管場所が圧迫される
  • ルート変更を頻繁に強いられる

 

お客さんは一人ではないということだけを分かっていただければ、スムーズな配達に繋がります。

 

心理的ストレスが増えるから


配達員が迷惑行動に直面すると、心理的な負担が増加します。

 

働くモチベーションにも影響が出るため、結果的に業務効率が下がります。

 

以下のような状況がストレスの原因です。

 

  • 再配達が次々と増えていく
  • 無理な要求をされる(◯時以降に来てなど)
  • 言葉遣いの乱暴な顧客に対応する

 

お互いが気持ちよく接するための配慮が大切です。

 

宅配で迷惑行動をしないための方法3つ


迷惑行動をしないためには、ちょっとした心掛けが必要です。

 

以下の方法で、トラブルを防ぐことができます。

 

  • 配達時間に確実に在宅する
  • 宛名や住所を正確に記入する
  • 受け取りに柔軟に対応する

 

何も難しいことはないですね。

 

次に、それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

配達時間に確実に在宅する

 

「忘れていた」

「帰宅時間が間に合わなかった」

 

というよくある時間指定無視をしてしまう理由に多くあります。

 

勘違いしている人も多いのですが

 

18時~20時の時間指定は

18時00分00秒から19時59分59秒までとなります。

 

18時01分に不在票を入れられていたとキレている方もXではよく見ますが配達員側は何も間違えたことはしていません。

 

「18時10分に帰宅するので18時~20時指定に」というような人が多くいますが、それは間違いです。

 

18時00分以降に居ないのであれば宅配ボックス指定または置き配指定、対面希望なら19時~21時指定にするのが最適解です。

 

また、お客さんが指定できるのは「◯時~◯時」という枠だけで、更に細かい「◯時30分以降に」などというのはワガママ指定と呼ばれていますが、基本相手にしてもらえません。

 

時間指定というのは「お客さんが指定した◯時~◯時の間に配達員が都合の良い時間に伺います」というものです。

 

間違わないようにしていただけると幸いです。

 

※受け取れる時間がないじゃないか!という人はコンビニ受け取り、営業所受取などを利用しましょう。

 

宛名や住所を正確に記入する


正確な宛名や住所の記入は、トラブルを未然に防ぐ基本です。

記入ミスが少なくなれば、配達効率も向上します。

 

以下のポイントに注意してください。

 

  • 部屋番号や建物名を忘れない
  • 宛先が最新のものであることを確認する
  • 名前が表札と一致しているか確認する

 

稀に自分の名前を適当に書いている人や、地名地番がきちんと書けない人がそこそこ多く見られます。

 

それほど難しいことではないでしょうからきちんとしていただけると幸いです。

 

きちんと受け取りに対応する


きちんと受け取りをするだけで配達員の負担を軽減できます。

 

時間に遅れる場合は配達日時の変更を迅速にするなど、配慮を心掛けましょう。

 

以下の対応が役立ちます。

 

  • 不在票を見たら再配達を依頼する
  • 家族に受け取りをお願いする
  • 配達日時を事前に確認して調整する

 

スムーズな受け取りが双方にとって良いことではないでしょうか。

 

配達員から見た理想の行動5つ


配達員が「理想」と思う行動は、非常にシンプルです。

 

  • 宅配ボックスを活用する
  • 丁寧に対応する
  • 早めに受け取りに出てくる
  • 指定時間に確実に受け取る

 

宅配ボックスを活用する


宅配ボックスを利用すると、受け取りの手間が大幅に減ります。

不在でも荷物が安全に届けられるので、再配達の必要がありません。

 

配達員も効率的に業務を進められるでしょう。

 

丁寧に対応する


配達員への丁寧な対応は、お互いのストレスを軽減します。

挨拶や一言の感謝が、良好な関係を築くきっかけになります。

 

早めに受取に出てくる


速やかに荷物を受け取りに出て来ていただくと、次の配達も当然ながらスムーズになります。

 

無駄な時間が減り、配達員の負担も軽減されます。

 

指定時間に確実に受け取る


指定した時間に確実に受け取ることは、迷惑行動を防ぐ基本です。

配達員の業務負担を軽減するためにも守りましょう。

 

【具体例】宅配で実際に起きた迷惑な客エピソード3選


宅配業者が直面した実際の迷惑エピソードを見てみましょう。

 

以下のような行動が問題を引き起こしています。

 

  • 大量の荷物を一度に注文されたケース
  • 雨の中で長時間待たされたケース

 

それぞれの事例を見て、改善のヒントを得ましょう。

 

大量の荷物を一度に注文されたケース


大量注文が一度に行われると、配達効率が大きく低下します。

 

軽バンの場合、荷物の積み込みスペースを一人で独占することになり、他のお客さんの配達や荷物にも影響します。

 

ひどい場合、そのお客さんの荷物のために他のお客さんの荷物を積み込めなくなり、ピストン輸送をしなくてはいけない場合があります。

 

雨の中で長時間待たされたケース


雨天の中で受け取りを待たされるのは、配達員にとって大きな苦痛です。

顧客側の配慮が求められる場面でもあります。

 

あとがき

宅配業者が困る行動と、それを防ぐ方法について詳しく解説しました。

宅配業者が迷惑と感じる行動は以下の3つです。

  • 時間指定に不在になる
  • 宛先や名前が不明確である
  • 商品を受け取り拒否する

これらの行動が問題となる理由には、再配達の手間や他の顧客への影響、心理的ストレスの増加があります。

 

迷惑行動を防ぐためには以下の工夫が有効です。

  • 配達時間に確実に在宅する
  • 宛名や住所を正確に記入する
  • 受け取りに柔軟に対応する

また、配達員が理想とする顧客行動は以下の5つです。

  • 宅配ボックス、置き配を活用する
  • 丁寧に対応する
  • 迅速に受け取る
  • 指定時間に確実に受け取る

以上の行動を意識することで、宅配サービスが快適になり、配達員との良好な関係を築けます。

 

もし迷惑行動をしていないか不安であれば、今回の記事を参考に改善してみてください。


小さな心掛けが、配達業者の負担軽減とサービス向上に繋がります!