ごろごろ

ゆるい雑記。

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自然の脅威。委託配達員をやっていて「心が折れる瞬間」

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「稼ぐために軽貨物を始めたい」

「脱サラして軽貨物を始めたい」

 

このように考えている人も多いと思います。

 

巷の求人やYOUTUBEなどでは良いことばかりが言われていたりもしますが、慣れていても心が折れる瞬間があります。

 

足を踏み入れる前に一度立ち止まって、これをクリアできるのであればどうぞ参入してください。

 

しかし、ちょっとでも引っかかる部分があるなら参入しないほうが賢明です。

 

この記事では一番きついと言われる真夏と真冬を経験した体験談も含め、慣れていても「きついなぁ・・・」と思ったり心がバキバキに折れるのはどういう場合かということをまとめてみました。

 

軽貨物を始めたい人は是非参考にしてください。

 

 

天候

天候は感情が大きく動く要素のひとつになります。

 

天候は自分でどうこうできるものではないので、特に心が折れやすい要素ではないかなと感じます。

 

  • 雨具を忘れてしまいずぶ濡れ
  • 雨具の内側の不快感
  • 線状降水帯のヤバさ

 

最近の雨はエグいですね。

5ミリくらいまでの雨なら正直なところ、どうってことはありません。

 

しかしそれ以上になると不快指数も一気に上がります。

 

運悪く雨具を自宅に忘れてきてしまうとずぶ濡れで配達をすることになります。

パンツまでずぶ濡れになるので不快感は相当です。

 

雨具を装備していたとしてもよっぽど良い雨具でもない限り、中が蒸れてしっとりしてくるので不快感がすごいことになります。

 

先日は夜配時に線状降水帯による記録的短時間大雨情報が出ている中で配達でした。

 

冠水しているところがはっきり見えなかったり、慣れていない道路だと道路とそうでない部分の境目が分からないため非常に危険でした。

 

川沿いを走る時は生きた心地がしなく、さすがにもう嫌だと感じました。

 

雨は本当に心がバキバキに折られます。

 

  • 転倒
  • 除雪に関する不満
  • ホワイトアウトのやばさ

 

滑って転倒など悲劇も多く起きやすいです。

 

荷室から荷物を探して居る際に、道路を走っている車に雪解け水をかけられる時はやるせなくなってきます。

 

配達先の庭がまったく除雪されていない時は長靴の中に雪が入り込んでくるし最悪。

 

大雪の場合は道路の除雪が間に合っていない場合が多く、非常に危険です。

 

ホワイトアウトすると前も横も何も見えない状態になるので運転するのも危険な状態です。

 

悪天候時の積み込み

  • 積み込み時の不遇さ
  • 自分より荷物を守らなくてはいけない
  • 封筒タイプの荷物が強風で飛ばされる

 

配達よりも、この積み込み時が一番きついです。

 

私は某黒い猫の会社で委託を受けていますが、委託に対しての扱いはかなりひどいものです(有名)。

 

委託の人はお世辞にも屋根がある場所をキープ出来たりするわけではありません。

屋根がある場所は正社員ドライバー様が使います。

 

大雨と大雪は自分がずぶ濡れになりながら荷物をかばいつつ積み込み。

暴風は軽い荷物が飛ばされたりとやってられないとキレることも。

 

奴隷か!

と考えてしまうこともあり、その通り奴隷です。

 

心が折れます。

 

真夏

  • 熱中症
  • 倉庫作業の暑さ
  • 蚊に超がつくほど刺される

 

熱中症になるかならないか。

そういう中での戦いになります。

 

最近では倉庫作業者が熱中症対策を訴えて一人ストを行ったことがニュースになりましたよね。

 

倉庫内はマジできついです。

ちょっと作業をすると汗がたれてきて、顎からボトボト落ちていきます。

 

配達時は車のエアコンのおかげでいくらかマシになります。

(扉の開閉が多いのでスポットクーラー的な役割しかないですが)

 

番外編として、夏は玄関先で待っている際によく蚊に刺されます。

玄関先に蚊取り線香を焚いていてくれる優しい家庭もあります。

 

夏の繁忙期(7月)で心が折れて離脱する人が多いようですね。

 

ウォーターサーバーの水

ウォーターサーバーの水がカゴ台車に積まれているのを見た瞬間

「はぁ~~~(クソデカため息)」

 

ただただ重い上にPPバンド3本程度で2個を1個口として梱包してくるので持つ時に崩れやすいし最悪の梱包です。

 

さらに軽バンの荷室が嵩張るし本当に最悪。

 

こんなのが一日に数軒分あるとその日のテンションダダ下がりです。

 

集合住宅の階段(エレベーターなし)

伝票見て部屋が5階と知った瞬間

「はぁ~~~(クソデカため息)」

 

こんなところに限って飲料を箱買いで注文してきます。

自分がきついからネット注文して運ばせるという気持ちはとても分かります。

 

が。

 

そもそも入居前にエレベーターなしの上層階は何をするにしてもひどいということに気づかなかったのだろうかと愚痴の一つも言いたくなるものです。

 

夏場に重い荷物を持って複数回、連続で階段の昇降は本当に心が折れます。

 

長時間の拘束

週6稼働、1日12~13時間。

 

配達が遅かったり、荷物が多すぎたりすると12~13時間フルで動くことになります。

また、その逆であれば拘束時間は長いけど暇な自由時間が増えるわけですけどね。

 

これを良しとするかどうかは人それぞれ。

 

守るものが何もない人(私)はどうってことないですが、家庭を持つ人や恋人が居る方は耐えきれない人が多くいるようですね。

 

ちなみに売上を時給で換算してはいけません。

その時点で負けです。

 

絶対にやるなよ?

 

休みが少ない、休めない

まず稼働日は休めないです。

 

「代理を立てれば良い」

という綺麗事は言いますが、そもそも代理を立てられるほど人がいないです。

 

家族が亡くなった場合

さすがに家族が亡くなって急遽休まなくてはいけなくなった場合は無理やりどうにかしますが、運送会社側は「は?マジかよ」みたいな顔をしてきます。

 

まさに奴隷。

 

体調不良の場合

休めません。

 

熱中症ぎみになろうと、風邪をひこうと休めません。

まず代理がいませんから。

まさに奴隷。がんばってください。

 

あとがき

何より天候は心が折れやすい事、理解していただけましたか?

 

自然というのは特に人間ごときが立ち向かえるものではないので本当に手強いです。

 

記事中にも書きましたが、守るものが何もない人(私)はどうってことないですが、家庭を持つ人や恋人が居る方は耐えきれない人は心が折れる要素が増えてしまいます。