ごろごろ

ゆるい雑記。

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【青のオーケストラ】音楽系マンガの楽しみ方

 

先日ネットカフェで「青のオーケストラ」既刊分全巻を読み耽っていました。

 

個人的にとても良い作品ですが、音楽系マンガというものは表現難しいですよね。

 

曲が分からないとイメージできない。

演奏会場のお客さんの盛り上がり方が伝わりにくい。

 

そして表現が似たりよったりの部分も出てきてしまうのは否めません。

 

でも私としては音楽系マンガ大好きです。

 

 

そんな音楽系マンガの楽しみ方と、「青のオーケストラ」の相変わらず私視点の身勝手な評価を書きますね。

 

 

青のオーケストラ

 

あらすじ

かつてヴァイオリンのコンクールで数々の成績を収めていた少年・青野一は家庭の事情もあってヴァイオリンを止めていたが、ふとした切っ掛けで秋音律子と出会い一度はやめたヴァイオリンを再び弾き始める。その後2人は進学先の高校でオーケストラ部に入るが、そこでコンクールでトップの成績を収めていた佐伯直と邂逅しヴァイオリンの腕を競うことになる。

 

評価

ストーリー    ★★★★★

画力       ★★★★★

キャラクター   ★★★★★

読みやすさ    ★★★★★

オリジナリティー ★★★☆☆

 

私も音楽をやっていたからか、感情移入する場面がとても多いです。

 

漫画を読んでいるだけなのに、音か聞こえて来るかのよう、という本の帯を見て購入しました。漫画の内容も音楽を迫力のある絵でのめり込むように見入ってしまうシーンが多いです。

 

青春ものが好きな人には特にオススメできます。

 

ちょっと気になる点が★評価でも書いてありますが、どこかデジャヴ。

 

ハッキリ書くと設定が「四月は君の嘘」と被ってしまう部分もあります。

ただ青春ものや音楽が好きな人にはそんなことは関係なく、泣けます。

 

ちなみに6/22まで無料で試し読みができますのでもしよろしければ。

 

booklive.jp

 

 

またアニメも様々な配信サイトで見ることができます。

 

www.amazon.co.jp

 

 

音楽系のマンガの楽しみ方

アニメは別ですが、音も声もない作品をマンガで表現することって難しいと思います。

 

どう表現すれば良いのか。

 

音楽経験者や好きでよく聴く人は曲名で雰囲気をイメージもできます。

そうでない人にどう伝えるか。

 

実際レビューを見てみると「つまらなかった」レビューをしている人は

「音楽経験者とかなら面白いのでしょうけど…」

 

みたいなレビューが見られます。

 

クラシック音楽の要素の強い作品では、この青のオーケストラに限らず四月は君の嘘でものだめカンタービレでもあるあるな話です。

 

ですので、このような音楽系のマンガは

曲など分からない場合はアニメで見ることをオススメします。

ドロップアウトしちゃうので先にコミックに手をつけないようにしましょう。

 

ある程度曲名が分かるかたは、コミックの場合自分のペースで読めるのはメリットとも言えましょう。

 

マンガで音を表現しようとすることは限界がある

音楽系マンガは主に経験者には感情移入でき、それ以外の人は感情移入しにくいパターンが多いのではと思います。

 

逆に言うと私はスポーツマンガに一切感情移入することはありません、

 

料理漫画なんかはどうでしょう。

味のイメージは誰しもがあるため万人が楽しめますよね。

 

結局知るか知らないかなんだと思います。

 

マンガで表現できないものを補完するのは読者次第でもあるわけですね。

 

イメージ

 

ですので、私はスポーツマンガを読まないんです。

 

 

まとめ

結局のところ分からないと楽しめないのかな…

 

と言ってしまうと終わりです。

そういうのはアニメで見てイメージを補完しましょう。

 

そしてそのマンガのテーマ(題材)がどんなものか知っているか、知っていないかで変わるということ。

 

個人的に音楽系マンガを書く原作者はチャレンジャーだなと思います。