ごろごろ

ゆるい雑記。

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インターネット普及開始期を振り返る

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インターネットはインターネット黎明期、インターネット普及開始期を経て現在があります。 

 

私がインターネットに触れ始めたのが1997年。

インターネット普及開始期になります。

 

この頃は開始期なだけあって色々なサービスの開始やネット民がおかしな動きをしたりする変な空気感もある時期になります。

 

おそらく若い人たちは知らない時期、我々中年世代は懐かしく思う懐古厨な人もいれば話には聞いていたくらいの人もいるかと思います。

 

そんなインターネットの普及開始期の出来事などを振り返ってみるのも面白いので記事にしてみました。

 

なお、1999年はめぼしい事が特になかったので飛ばしております。

 

 

         

1997年 インターネット普及開始期

ネット人口普及率9.2%

・検索はYAHOO ディレクトリ型検索

・メディアがドヤ顔でURLをhttpコロンスラッシュスラッシュとフルで読み上げ始める

・ネット利用で親に電話使えなくて怒られる

・キリ番踏み逃げ禁止 (参考:ゆうすけのホームページ)

・とんでもない時差でメールが届く

・パソコンがまだ高級品

・ブラウザの使い方の書籍があったりする

・メッセンジャーと言えば「ICQ」アッオー!

・ネスケ(寝助)

・ネチケ

・\ テテーン /

・FLMASKの人がタイーホ

・ジオシティーズサービス開始

 

※FLMASKとはエッチな画像のデジタル処理されたモザイクを除去する画期的なシェアウェア

 

 

www.itmedia.co.jp

www.itmedia.co.jp

 

今見るとけっこう独特な世界感ですね…

 

この頃はサービスがそれほど充実していません。

模索状態だったんでしょうね。

 

私がパソコンを始めたのが1997年。

Windows95の時代ですね。

 

インターネットという言葉が飛び交うようになっていた頃で、興味を持ち始める人達もチラホラ。

 

そんな時に私も新卒で働き始め早々にローンを組んでパソコンを買いました。

 

買った理由:インターネットというものをやってみたい

 

単純ですね。

 

当時はパソコンやインターネットを嗜むと特異な目で見られたり、オタ?みたいな目でみられたり。

 

会社にはパソコンを持って楽しんでいる人が少なかったので、諸先輩方からは「買ったのか!よし仲間に来い」というような一体感が流れやすかったです。

 

その諸先輩方からパソコンの使い道は遊びだ!と教えられました。

 

そしてテレホーダイを契約してから健康と引き換えに本格的にパソコンにのめりこみ始めます。

 

1998年 Windows98登場

ネット人口普及率21.4%

・imode登場

・ウイルスが猛威「Happy99」

・2ちゃんねる登場

・Yahooがヤフオクのサービス開始

・ホームページビルダーがめっちゃ売れ空前のホームページ作成ブームに

・PostPetが火を吹きブームに

 

ここらへんからネットに様々な動きが出始めたと思います。

 

Windows95までは阿部寛のホームページクラスのテキストが多め、画像は小さめ(JPG限定)のものがほとんどでした。

 

Windows98が出てからPCの値段が急落。

5~6万円から買えた物もあった気がします。

 

そこらへんから

「私もパソコン買ったよ」

「ネットの設定お願い」

「メル友作るのどうすればいいの?」

「パソコンでファミコンをやりたい」

 

などのお願いや質問をよくされるようになり始めました。

 

当時は次々くるそういう話にうぜぇ…とも思っていましたが、右も左も分からないだろうし最初のきっかけだけでも作ってあげないと。

 

と思って手伝ってあげていました。

 

前述のパソコンを持っているという特異感は消え去り始めます。

仲間が徐々に増えました。

 

インターネット人口が増えると共に事件なども出始めます。

 

 

2000年 様々なサービスが提供開始

ネット人口普及率37.1%

・Googleの日本語検索サービス開始

・Amazonがサービス開始

・ネット銀行「ジャパンネット銀行」が開業

・ここまでがインターネット普及開始期

 

ここでGAFAの一角が登場するわけですね。

 

Googleの日本語検索サービス開始といっても当時はまだYAHOOのディレクトリ型検索が主流で、あまり注目はされなかったと思います。

 

当然何か分からないことがあってもググレカスなんて言葉もまだなく。

 

Amazonは最初は本屋でした。

これは流行るだろうと想像するのは容易でした。

ネットで買い物が出来るということは斬新であり、本だけに留まる理由がないからです。

 

この頃はあまり面白い出来事はなかったですね。

 

 

2001年 ネット普及開始期の終焉(安定)

ネット人口普及率37.1%

・wikipedia日本語版が登場

・フレッツADSLなどのADSL事業が開始

・吉野家コピペ、満を持して登場

・吉野家コピペオフがクリスマス・イブに開始

・WinMXの登場

・小泉内閣のネット参入。メールマガジンを創刊

 

dic.nicovideo.jp

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面白い感じになってきます。

そして予想通りの質問が知人から飛び交い始めます。

 

「ファイル交換ってどうやるの?」

 

いけません!

 

ダメというのは真面目な意味合いは私的には薄く、むしろそれすらも出来ない、自分で調べられない人はアングラ文化に入るのはまだ早いし危ないからダメですという意味合いでお断りをさせてもらい始めていました。

 

実際、この頃のアングラ文化の界隈は自分で調べることも出来ない人はお断りの風潮が根強かったのです。

 

それ以降

https://www.garbagenews.com/img22/gn-20220609-01.png

出典:個人ベースでは82.9%…インターネット普及率の推移(最新)

2002年にはネット普及率も57.8%と初めて50%を超えて、ついに物珍しさもなくなってきたころです。

 

ここから先、一般層では安定のネットが始まり面白い出来事、大きな変化もなく安定してきます。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

インターネット普及開始期について私の触れた範囲について書いてみました。

 

まだインターネットは匿名が当たり前。顔も見せないのが当たり前。

ガッチガチに個人情報は出さない風潮がありました。

 

www.itmedia.co.jp

 

そんな当時のネットの世界の中だからこそ出来ること。

 

アホをさらけ出す

忖度なしの本音を語る

人に言えない相談事を堂々と出来る

 

芸能人すらネット参入が少なかったように思います。

していたのかもしれませんが匿名だったかなとも思います。

 

今みたいにネットと現実がごちゃ混ぜになっていいないので現実逃避もしやすいしとても居心地が良かったきがします。